{"product_id":"p8074","title":"久゛いのみ","description":"陶芸史に残る偉業である、全長85メートルの大窯焼成を成し遂げた森 陶岳先生の前作の久゛いのみ（酒呑）です。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n森 陶岳先生の中期頃の作品で、平成5年までの陶歴書が同封されています。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n森 陶岳先生が相生大窯での焼成を経て、寒風へと移られてから制作された作品で、\u003cbr\u003e\n清潔感のある寒風の白土に、美しい飛び胡麻が掛かっています。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\nまた、寒風窯の特徴である緋色から茶褐色へのグラデーションもしっかりと現れており、\u003cbr\u003e\n果実がほんのりと色づいていくように寒風白土が変化する様子は、いつまで眺めていても飽きません。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\nこの頃から森 陶岳先生は石膏型を用いた成形へと移行しており、\u003cbr\u003e\n本作も口縁が六角形となるよう、三つのパーツを組み合わせて成形されています。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n轆轤成形とは異なり、轆轤目から制作者のリズムや呼吸を読み取ることは難しく、\u003cbr\u003e\nそれゆえに、どこか無機質な雰囲気があります。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\nしかし、その無機質さがかえって寒風白土との相性を高め、\u003cbr\u003e\nプリミティブでありながら古さを感じさせない、洗練されたデザインとなっています。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n前作ですが汚れや使用感などはございません。\n\n共箱（四方桟）\u003cbr\u003e\n径6.3cm×6.0cm×高さ5.8cm\n\n森 陶岳先生は1937年、備前焼の窯元六姓の流れをくむ森 秀次氏の長男として、岡山県備前市伊部に生まれました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n1959年に岡山大学特設美術科を卒業された後、中学校の美術教師として勤務されましたが、1962年に教職を辞して生家に戻り、本格的に陶芸の道へ進まれました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n翌1963年に日本伝統工芸展で初入選を果たし、1966年には日本工芸会正会員となられました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n1969年には東京で江崎一生先生、加守田章二先生との三人展を開催。同展に出品した筒形土器が東京国立近代美術館の買い上げとなり、同年、日本陶磁協会賞を受賞されました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n圧倒的な美を誇る古備前に魅せられ、1972年には古備前を生み出した中世の大窯を再現するため、兵庫県相生市で全長46メートルの相生大窯の築窯に着手されました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n1979年に相生大窯を完成させ、翌1980年に火入れを行い、およそ2カ月にわたる窯焚きを成し遂げられました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\nその経験と成果をもとに、岡山県瀬戸内市牛窓町寒風へ移り、1983年に全長53メートルの寒風大窯を完成。1985年12月に火入れを行い、翌1986年に第1回の窯出しを行われました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\nその後も寒風大窯で実験的な焼成を重ね、古備前の美と大窯焼成の神秘を追求されました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n1996年に山陽新聞賞（文化功労）を受賞し、同年、岡山県指定重要無形文化財「備前焼の製作技術」保持者に認定されました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n1997年には備前焼パリ展に出品し、2002年には日本陶磁協会賞金賞を受賞されました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n2008年には、かねてより準備を進めてきた寒風新大窯（全長85メートル・幅6メートル・高さ3メートル）が完成。その後も数々の改修を重ね、2015年、ついに未曾有の大窯焼成を成し遂げられました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\nおよそ3カ月にわたる窯焚きによって、古備前の美を現代によみがえらせるとともに、大窯でしか生み出すことのできない多彩な窯変を実現し、陶芸史に残る偉業を達成されました。\u003cbr\u003e\n\u003cbr\u003e\n主な受賞・顕彰歴：日本陶磁協会賞、山陽新聞賞（文化功労）、岡山日日新聞芸術文化功労賞、日本陶磁協会賞金賞、文化庁長官表彰、紫綬褒章、福武文化賞、岡山県三木記念賞など／岡山県美術展覧会審査員","brand":"森 陶岳","offers":[{"title":"Default Title","offer_id":46618239074401,"sku":"8074","price":38500.0,"currency_code":"JPY","in_stock":true}],"thumbnail_url":"\/\/cdn.shopify.com\/s\/files\/1\/0654\/9916\/8865\/files\/8074.jpg?v=1790233717","url":"https:\/\/tourakuen.myshopify.com\/products\/p8074","provider":"川口陶楽苑","version":"1.0","type":"link"}