No. 1391
備前湯呑
¥210,000
売約済み作品説明
初代人間国宝にして偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生の備前湯呑です。陶陽先生の作品を手に取った時はまずその土肌の感触に驚かされますが、本作品は特に土味が良く極上の艶が全面に現れています。もちもちと指先に吸い付くようなハリのある土肌は、掌の中で時が経つのも忘れていつまでも転がしてしまう程、甘美な質感を携えています。数cmずつ陶土を小分けし、一つ一つ自らの手で不純物を取り除き、何年も古備前の龜の中で寝かせるという仕事というよりも信仰にも似た行為。土を愛し備前を愛した金重陶陽先生だからこそ成し得たものであり、この作品もまたその矜持によって成り立っているものと思います。ふんわりと丸みを帯びた優しいラインに程良い厚みを持たせた口造りは陶陽先生特有のもので、「ト」印最晩年の珠玉の逸品です。
初代人間国宝にして偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生の備前湯呑です。陶陽先生の作品を手に取った時はまずその土肌の感触に驚かされますが、本作品は特に土味が良く極上の艶が全面に現れています。もちもちと指先に吸い付くようなハリのある土肌は、掌の中で時が経つのも忘れていつまでも転がしてしまう程、甘美な質感を携えています。数cmずつ陶土を小分けし、一つ一つ自らの手で不純物を取り除き、何年も古備前の龜の中で寝かせるという仕事というよりも信仰にも似た行為。土を愛し備前を愛した金重陶陽先生だからこそ成し得たものであり、この作品もまたその矜持によって成り立っているものと思います。ふんわりと丸みを帯びた優しいラインに程良い厚みを持たせた口造りは陶陽先生特有のもので、「ト」印最晩年の珠玉の逸品です。
晃介識箱(四方桟・二重箱)
径8.1cm×径8.1cm×高さ8.0cm
径8.1cm×径8.1cm×高さ8.0cm
作品情報
- 器種
- 湯呑・ビール呑
作家紹介・陶歴
金重陶陽先生(1896年〜1967年 備前市伊部生まれ)は備前焼六姓の一つ、金重家の分家 金重楳陽先生の長男として生まれました。父に師事し手作りの宝瓶で名を高めました。大正期から昭和初期にかけ様々な研究を重ね桃山風備前の土味を出すことに成功し、その頃からロクロ製作を開始し茶陶の製作にも打ち出しました。川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休雪と交友も深められ、戦後には北大路魯山人、イサム・ノグチらから影響を受け芸域を広めました。その功績から備前焼中興の祖とよばれております。備前焼初の国指定重要無形文化財指定に認定され、1964、1966年にはハワイ大学夏季大学講師として招かれました。1967年には昭和天皇、皇后両陛下が備前をご訪問された際御前製作を行いました。
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章
