No. 1536

備前泡瓶

中村六郎

¥57,000
売約済み

作品説明

備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の備前泡瓶です。六郎先生らしい広く浅い口は、ボディにフィットしとてもスマートな印象があります。牡丹餅による抜けを狙いながらもきっちりと焼き上がっており、従来のイメージよりも硬質な焼き上がりとなっています。その渋い焼き上がりは泡瓶のもつ枯れたイメージをより先鋭化させ、まさに大地の焼き物らしい濃厚な表情を見せてくれます。使い込んでいけば暗く沈んだ土味に隠された様々な色合いが顕となってくるでしょう。

作品情報

器種
茶器
商品説明より
共箱(ニ方桟)
径10.0cm×径8.9cm×高さ7.7cm
作家紹介・陶歴
中村六郎先生は、終戦までは会社勤めをされていましたが、1945年に人間国宝 金重陶陽先生に師事し技術の修練を積み、1961年に六郎窯を築いて独立されました。ろくろでは徳利などの酒器を好んで制作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手掛けています。朴とつで野性味あふれる作風で、焼き締め陶なので焼成を大切にし、作品の良し悪しを決める窯詰めにも力を入れていました。86年度の伝統工芸士であり、同年、岡山日日新聞賞を受賞し、89年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。2004年4月に亡くなられました。

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