No. 1554
伊部酒呑
¥120,000
売約済み作品説明
金重陶陽先生の御長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の伊部酒呑です。徳利などの口に被せて焼かれたと思われる、内側と外側でくっきりと二色に別れた作品です。外側はきめ細かいカセ胡麻がメインとなっており、渓流に転がる苔むした石を思わせます。内側は全面に緋色が出ており、カセ胡麻の発生しやすい低い温度帯でのミディアムレアな焼き上がりとなっています。最小限に動きを留めていながらも、口縁の波打つような意匠や胴のひっそりとしたろくろ目は静かながらも確かなる役割を与えられています。
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 商品説明より
- 共箱(ニ方桟)
径6.6cm×径6.7cm×高さ5.2cm
作家紹介・陶歴
金重道明先生(1934年〜1977年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。
