No. 1813
備前徳利
¥150,000
売約済み作品説明
備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の備前徳利です。晩年よりやや前の70代前後の作品で、六郎先生の代表作である扁壷型の原型とも言える作品です。背の高さがややありながら晩年に通ずる独特の丸みを帯びており、ふくよかな膨らみは素朴で親しみやすいです。ポッと火照ったような土味は徳利に嬉しい柔らかい緋色が出ており、まるで長年連れ添ったかのような親しみやすさと相まって末永くお使い頂ける仕上がりとなっています。(※使用感は殆ど感じられず、肌のザラつきも残っているように感じられますが、あくまで前作ですので予めご了承下さいませ)
作品情報
- 器種
- 徳利
- 商品説明より
- 共箱(ニ方桟)
口縁3.5cm×胴径10.0cm×胴径9.8cm×高さ12.8cm 容量 約460cc
作家紹介・陶歴
中村六郎先生は、終戦までは会社勤めをされていましたが、1945年に人間国宝 金重陶陽先生に師事し技術の修練を積み、1961年に六郎窯を築いて独立されました。ろくろでは徳利などの酒器を好んで制作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手掛けています。朴とつで野性味あふれる作風で、焼き締め陶なので焼成を大切にし、作品の良し悪しを決める窯詰めにも力を入れていました。86年度の伝統工芸士であり、同年、岡山日日新聞賞を受賞し、89年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。2004年4月に亡くなられました。
