No. 2076
備前酒呑
¥60,000
売約済み作品説明
備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の備前酒呑です。晩年の特徴がよく出た作品で、酒気を何十年も作り続けた達人らしい色気のある見事なうねりを持っています。土味も素晴らしく、うっすらと紫色を含んだネットリとした明るい茶色の土味は極上の田土を使用したと一目で分かる仕上がりとなっています。土味と造形という分かりやすくも太く熱い魅力を持っていおりきっと末永く楽しめるでしょう。
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 桐箱とサイズについて
- 共箱(四方桟)
径7.3cm×径7.3cm×高さ5.5cm
作家紹介・陶歴
中村六郎先生は、終戦までは会社勤めをされていましたが、1945年に人間国宝 金重陶陽先生に師事し技術の修練を積み、1961年に六郎窯を築いて独立されました。ろくろでは徳利などの酒器を好んで制作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手掛けています。朴とつで野性味あふれる作風で、焼き締め陶なので焼成を大切にし、作品の良し悪しを決める窯詰めにも力を入れていました。86年度の伝統工芸士であり、同年、岡山日日新聞賞を受賞し、89年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。2004年4月に亡くなられました。
