No. 2085

備前酒呑

金重陶陽

¥680,000
売約済み

作品説明

初代人間国宝にして偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生の備前酒呑です。この作品は陶陽先生の酒呑にしては珍しい、通常よりも豪快さが感じられる遊び心のある酒呑で、良く見ると手捻りで造られた作品であることが分かります。手捻りにより、一段と土味の質感や色調が生かされており、造形も高台の大胆な削りや伸びやかな胴の造りなど奥の深い酒呑です。晩年のしっとりとした肌も素晴らしく、柔らかで敏感な陶土は陶陽先生の指紋をくっきりと残しているほどです。

作品情報

器種
ぐい呑
商品説明より
共箱(四方桟・二重箱)
径6.9cm×径6.7cm×高さ5.3cm
作家紹介・陶歴
金重陶陽先生(1896年~1967年 備前市伊部生まれ)は備前焼六姓の一つ、金重家の分家 金重楳陽先生の長男として生まれました。父に師事し手作りの宝瓶で名を高めました。大正期から昭和初期にかけ様々な研究を重ね桃山風備前の土味を出すことに成功し、その頃からロクロ製作を開始し茶陶の製作にも打ち出しました。川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休雪と交友も深められ、戦後には北大路魯山人、イサム・ノグチらから影響を受け芸域を広めました。その功績から備前焼中興の祖とよばれております。備前焼初の国指定重要無形文化財指定に認定され、1964、1966年にはハワイ大学夏季大学講師として招かれました。1967年には昭和天皇、皇后両陛下が備前をご訪問された際御前製作を行いました。
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章

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