No. 2422
備前酒呑
¥180,000
売約済み作品説明
備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の備前酒呑です。最晩年の特徴がよく出た作品で、非常に勢い良く削られた高台や波打つような口縁が見られます。円熟した名工の技にピッタリの素晴らしい緋色が出ており、万人を魅了した緋色の土味が見事な使い味を提供してくれます。使えば使う程に色合いを増し、使い手の元で酒器として完成するようになっています。
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 桐箱とサイズについて
- 共箱(四方桟)
径7.5cm×径7.5cm×高さ5.2cm
作家紹介・陶歴
中村六郎先生は、終戦までは会社勤めをされていましたが、1945年に人間国宝 金重陶陽先生に師事し技術の修練を積み、1961年に六郎窯を築いて独立されました。ろくろでは徳利などの酒器を好んで制作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手掛けています。朴とつで野性味あふれる作風で、焼き締め陶なので焼成を大切にし、作品の良し悪しを決める窯詰めにも力を入れていました。86年度の伝統工芸士であり、同年、岡山日日新聞賞を受賞し、89年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。2004年4月に亡くなられました。
