No. 2432
備前茶碗
¥360,000
売約済み作品説明
豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、藤原 啓先生の備前茶碗です。金重陶陽先生にも通ずるねっとりとした土味は、まさしく厳選した良土による至高の焼き味といっても差し支えないでしょう。緋襷と胡麻のバランスもよく、土だけのシンプルな味わいでも無限の変化と奥行きを見せるという備前の真髄が見事に体現されています。大振りの堂々とした造形も素晴らしく、啓先生中期の溌剌とした作風がとても心地良いです。
作品情報
- 器種
- 茶器
- 桐箱とサイズについて
- 共箱(四方桟)
径14.0cm×径13.3cm×高さ9.9cm
作家紹介・陶歴
藤原 啓先生(1899年〜1983年 岡山県備前市生まれ)は、備前市穂浪在住の国文学者 正宗敦夫氏の進めで備前焼の道へ。三村梅景氏にろくろ成形などの手ほどきを受け、1941年からは、同じ人間国宝の金重陶陽先生に焼成法などを学び、陶技の腕を磨きました。鎌倉・室町の雑器に見られる素朴さや豪放さに倣い、おおらかで明快な作風の壺や花器を製作されていました。若い時代に吸収した芸術に対する教養が作品に影響を及ぼしています。1954年、備前焼二人目の国指定重要文化財(人間国宝)保持者となり、1958年には日本工芸会理事に。1977年に岡山県備前市に藤原啓記念館を設立しました。
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、備前市名誉市民、岡山県名誉県民、没後従五位勲三等瑞宝章受賞
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、備前市名誉市民、岡山県名誉県民、没後従五位勲三等瑞宝章受賞
