No. 2497
備前徳利
¥55,000
売約済み作品説明
伊部に生まれ細工物や陶像に数々の名品を残し、岡山県の無形文化財にも指定された伊勢崎陽山先生の備前徳利です。首がスッと伸びたらっきょう型の徳利は、近代の作品でありながらもどこか古備前献上徳利を思わせる侘びた佇まいとなっています。カセ窯変になった渋い肌は、ねっとりとした紫蘇色をベースに、渋い土味が展開されています。ややズシリと手にくる重みに、手回し轆轤のノスタルジーを感じます。時代を経ても色褪せることのない土そのものの味わいが素敵な作品です。(かなりの年月が経過している作品ですので多少の汚れなどがあります、予めご了承下さい)
元々入っておりました画像の
作品情報
- 器種
- 徳利
- 桐箱とサイズについて
- 桐箱に伊勢崎 淳先生に箱書きをして頂く形となります。
(箱書きをして頂くまで少々お時間が掛かりますので、予めご了承下さいませ。)
口縁3.6cm×胴径9.4cm×胴径9.4cm×高さ14.4cm 容量 約350cc
作家紹介・陶歴
伊勢崎陽山先生は、明治35年に伊部に生まれました。最初日本画家を志されましたが、家庭の事情に依り窯元興楽園で伝統の箆技術を習得されました。若くして田島幽仙先生に陶技を学び、昭和8年窯を築いて独立。細工物に長じて陶像、置物に名品を残されており、山口県下関の高杉晋作像、和気広虫像・清麻呂像など大作の陶像を制作されています。晩年はロクロも手掛けられました。姑耶山中の古窯を復元されており、県重要無形文化財保持者でもあります。昭和36年に60歳で亡くなられました。
