No. 2710
備前酒盃
¥14,000
売約済み作品説明
古備前の研究を重ね、独自の重厚な景色で異彩を放つ多久 守先生の備前湯呑です。見事な黒の発色となった作品で、光沢のあるねっとりとした黒が作品全体を引き締めています。黒土の影響かやや緑色のなった胡麻は何とも渋く、ややカセた風合いと相まって擂鉢形の力強い造形にとてもよく似合っています。鋭く切り出された高台はやや角を残した意匠となっており、紐作りの力強い土の流れと合わせて、まるで竜巻のように高台の中心部へと回転して収束していくかのようです。
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
径9.2cm×径8.1cm×高さ5.0cm
作家紹介・陶歴
多久 守先生は1984年 九州産業大学機械工学部を卒業し、伝統工芸の仕事に魅せられ備前焼の世界に入りました。備前陶芸センターで基本から陶技を勉強し、終了後、木村隆明先生に弟子入りして陶技を磨きました。1983年 佐伯町に登り窯を築き、作家として独立しました。1998年には工房を建部町に移し半地下式穴窯を築きました。土味の表現をテーマに大甕、酒器、花器などを紐づくりで成形しています。素地に塗り土をして焼く伊部手にも取り組み、土、焼け、形の調和にこだわっています。日本伝統工芸支部展、中国国際陶芸展、朝日陶芸展などに入選されています。
