No. 2847

伊部ぐい呑

金重有邦

¥35,000
売約済み

作品説明

茶陶の巨匠 金重素山先生の三男で、不動の人気を誇る金重有邦先生の少し前作の伊部ぐい呑です。田土を使用してしっとりと焼き上げた作品で、金重備前らしいまろやかで蕩けそうな色合いの土味が出ています。備前焼に精通し自身もその色香の虜となった有邦先生らしく、備前酒器としてのツボを全て抑えた作品となっております。特に見込みの見事なオレンジ色の土味は酒を注ぐと見事な色へと変貌し、それはさながら生き返るかのごとく土に宿った命が鳴動するかのようです。枯れ果てて朽ちた樹皮のようなカセ胡麻も見事ですが、緋色の土味の近くに出た黄胡麻がしっとりとした土味に乾いた質感の対比を作っており本当に美しいです。(少し前作で平成20年までの陶歴書が入っており、使用感はほとんどありません。予めご了承下さい)

作品情報

器種
ぐい呑
桐箱とサイズについて
共箱(四方桟)
径6.8cm×径6.6cm×高さ6.2cm
作家紹介・陶歴
金重有邦先生は無形文化財 金重素山先生の三男として生まれました。1975年から父・素山先生の下で陶技を学びました。1980年に独立、岡山で初個展を開きました。茶碗や水指、花入などの茶陶を中心に食器を制作。特に好きな茶碗では内の造形(見込み)を重視し、外側のバランスを追求しています。県展山陽新聞社賞受賞、茶の湯の造形展奨励賞受賞、淡交ビエンナーレ奨励賞受賞。2003年日本陶磁協会賞受賞。個展にも力を入れており、各所で開催されております。

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