No. 2899
伊部徳利
¥380,000
売約済み作品説明
金重陶陽先生の長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の伊部徳利です。金重陶陽先生没後の作品で道明先生の円熟した陶技が見事に発揮されており、遊びのない真面目な胴の立ち上がりに背筋を伸ばしたような口造りが合わさっています。窯変もやや土味が白く抜けていますがその分しっかりと焼き込まれており、真面目な作風に合った堅く焼き締まった味わいを持っています。白く抜けた土味ですが肩の小さな一点と首の中にはほんのりと緋色が出ており、金重の土の生命力を感じます。
作品情報
- 器種
- 徳利
- 桐箱とサイズについて
- 共箱(四方桟)
口縁3.6cm×胴径8.7cm×8.6cm×高さ13.5cm 容量約380cc
作家紹介・陶歴
金重道明先生(1934年~1995年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。
