No. 3005

備前茶碗

藤原 啓

¥290,000
売約済み

作品説明

豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、藤原 啓先生の備前茶碗です。鎌倉・室町期の素朴で飾らない美しさのある古備前を愛した啓先生らしい、飾りっ気のない造形は土が伸びやかで見ていてとても気持ちが良いです。気持よさそうに伸びきった造形はとても大らかで、手に取って見ていると啓先生がニコニコとしながら作陶している風景が脳裏に浮かんできます。夢破れて帰郷した後、備前土に触れて癒やされた啓先生らしい土への愛だけでなく土からの愛も感じる作品です。

作品情報

器種
茶器
商品説明より
共箱(二方桟)
径14.5cm×径14.5cm×高さ9.3cm
作家紹介・陶歴
藤原 啓先生(1899年〜1983年 岡山県備前市生まれ)は、備前市穂浪在住の国文学者 正宗敦夫氏の進めで備前焼の道へ。三村梅景氏にろくろ成形などの手ほどきを受け、1941年からは、同じ人間国宝の金重陶陽先生に焼成法などを学び、陶技の腕を磨きました。鎌倉・室町の雑器に見られる素朴さや豪放さに倣い、おおらかで明快な作風の壺や花器を製作されていました。若い時代に吸収した芸術に対する教養が作品に影響を及ぼしています。1954年、備前焼二人目の国指定重要文化財(人間国宝)保持者となり、1958年には日本工芸会理事に。1977年に岡山県備前市に藤原啓記念館を設立しました。
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、備前市名誉市民、岡山県名誉県民、没後従五位勲三等瑞宝章受賞

この商品のお問い合わせ