No. 3026

備前ぐい呑

中村六郎

¥120,000
売約済み

作品説明

備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の備前酒呑です。やや晩年より前の70代の頃の作品です。鉄分の多い粘土をじっくりと焼き締めた作品で、土味の中に鉄分の黒い粒が発生しており見所となっています。正面と見込みと酒呑には嬉しい赤い土味となっており、使いどきには素敵な色に変化するでしょう。造形は最晩年のイメージよりも、オーソドックスなスタイルになっており、寡黙ながらも質実剛健の風合いとなっています。

作品情報

器種
ぐい呑
商品説明より
共箱(四方桟)
径7.1cm×径6.9cm×高さ5.7cm
作家紹介・陶歴
中村六郎先生は、終戦までは会社勤めをされていましたが、1945年に人間国宝 金重陶陽先生に師事し技術の修練を積み、1961年に六郎窯を築いて独立されました。ろくろでは徳利などの酒器を好んで制作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手掛けています。朴とつで野性味あふれる作風で、焼き締め陶なので焼成を大切にし、作品の良し悪しを決める窯詰めにも力を入れていました。86年度の伝統工芸士であり、同年、岡山日日新聞賞を受賞し、89年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。2004年4月に亡くなられました。

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