No. 3368
備前酒呑
¥15,000
売約済み作品説明
古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する曽我 尭先生の極上の備前酒呑です。電動轆轤や温度計などの機械類を一切使用すること無く、原始的な窯を使用して自らの経験則だけで焼き上げた作品です。良い土味の作品は、全身どのように土味が変化しているのかワクワクさせてくれますが、本作の見事な土味はワクワクを超越し驚かされました。芯まで焼けた鉄のようでもあり、風化した岩のようでもある暗めの紫蘇色はとても枯れており、ほんのりと薄く乗った灰がさらにその枯れ味を助長しています。そして抜けの部分や見込みは土の成分自体が変わってしまったかのように、ねっとりと味わい深い南蛮焼き締め風のオレンジ色になっており、プツプツと弾けた鉄分と相まって最高の景色になっています。土味だけしか無い、しかし土味だけでこれほどまでに人を魅了してしまう作品は中々ありません。
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 商品説明より
- 共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります)
径6.8cm×径6.5cm×高さ5.7cm
作家紹介・陶歴
曽我 尭先生は1984年に東京で生まれました。2009年に伊勢崎 淳先生に師事し、2012年に備前市久々井に築窯されました。2013年より独立し作陶活動を開始されました。
