No. 3657

備前ヒダスキ酒呑

中村六郎

¥150,000
売約済み

作品説明

備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の備前ヒダスキ酒呑です。最晩年よりも少し前の円熟した陶技と絶妙な力加減が合わさった、酒器の神様の最も脂の乗っていた時期の作品です。緋色の冴えた緋襷が透明感のある白肌を引き立て、また白肌があればこそ燃え盛るように鮮やかな緋襷が映えるという尽きぬ楽しみのある素晴らしい景色となっています。使いやすさと味わいとを両立させた呑口を三方へ広げた独特の口縁は、半世紀以上酒を愛でてきた大酒豪が最後に辿り着いた最適解です。(使用感はほとんど感じられませんが、前作ですので予めご了承下さい)

作品情報

器種
ぐい呑
桐箱とサイズについて
共箱(四方桟)
径7.5cm×径7.5cm×高さ5.4cm
作家紹介・陶歴
中村六郎先生は、終戦までは会社勤めをされていましたが、1945年に人間国宝 金重陶陽先生に師事し技術の修練を積み、1961年に六郎窯を築いて独立されました。ろくろでは徳利などの酒器を好んで制作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手掛けています。朴とつで野性味あふれる作風で、焼き締め陶なので焼成を大切にし、作品の良し悪しを決める窯詰めにも力を入れていました。86年度の伝統工芸士であり、同年、岡山日日新聞賞を受賞し、89年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。2004年4月に亡くなられました。

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