No. 3742
備前耳付菱口花入
¥200,000
売約済み作品説明
父に偉大なる備前焼中興の祖、人間国宝 金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の前作の極上備前花入です。1990年前後の金重晃介先生が香登の登り窯を築窯して暫くの頃の作品です。花入でありながらお酒で育てて見たくなるような極上の緋色が出ており、花を活けても素晴らしいですが水換えの時の濡れた肌合いは最高の一言に尽きます。大きく菱形に広げた口縁部と胴の勢いの良い箆目が何とも印象的です。口縁部を眺めていると肩の線文の部分を紐でギュッと絞れそうでもあり、上から見れば柔らかな状態でひしゃげたようにも見え、極上の窯変を纏って焼き上がっているにも関わらず、轆轤挽き後間もないまだたっぷりと濡れた粘土状態であるかのように錯覚します。(※経年による僅かな汚れはありますがご使用に問題はございません、予めご了承下さい)
作品情報
- 器種
- 花器
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
耳含む径20.8cm×径14.8cm×高さ23.0cm
作家紹介・陶歴
金重晃介先生は人間国宝 金重陶陽先生の三男です。1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業。1970年、同大学院彫刻科を修了しました。1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に帰郷しました。1982年に登窯を築いています。オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを製作しています。1991年、岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を製作。1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。1997年に備前焼パリ展に出品。東京・大阪など各地で個展を開いています。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
