No. 3806

備前皿

金重陶陽

¥280,000
売約済み

作品説明

初代人間国宝にして偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生の備前皿です。一見すればシンプルで使いやすそうな丸皿ですが、焼けや造りには金重陶陽先生らしい技と土味を見ることが出来ます。備前随一の土と謳われた選りすぐりの陶土をふんだんに使用し、焼き上げるだけでも大変であるとされる陶土を大変軽く薄く使いやすいように成形されています。驚く程軽い造りですがしっかりと見応えがあり、極僅かに楕円形となって美しい曲線を描いているのが濃密な存在感の理由でしょうか。土味の変化は「幽玄」の一言に尽き、表面の茶褐色や裏面の橙色と紫蘇色等どこから見ても飽きさせない変化に富んだものとなっています。(※高台畳付き部分に焼成時のものと思われる剥がれがあります、予めご了承下さい) 晃介識箱(四方桟)
径24.7cm×径24.0cm×高さ5.7cm

作品情報

器種
食器
作家紹介・陶歴
金重陶陽先生(1896年~1967年 備前市伊部生まれ)は備前焼六姓の一つ、金重家の分家 金重楳陽先生の長男として生まれました。父に師事し手作りの宝瓶で名を高めました。大正期から昭和初期にかけ様々な研究を重ね桃山風備前の土味を出すことに成功し、その頃からロクロ製作を開始し茶陶の製作にも打ち出しました。川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休雪と交友も深められ、戦後には北大路魯山人、イサム・ノグチらから影響を受け芸域を広めました。その功績から備前焼中興の祖とよばれております。備前焼初の国指定重要無形文化財指定に認定され、1964、1966年にはハワイ大学夏季大学講師として招かれました。1967年には昭和天皇、皇后両陛下が備前をご訪問された際御前製作を行いました。
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章

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