No. 4017

備前扁壺徳利

山本陶秀

¥180,000
売約済み

作品説明

神業と呼ばれた他の追随を許さない素晴らしい技を持ち、名品を数多く作り上げた人間国宝 山本陶秀先生の備前扁壺徳利です。轆轤の達人として左右対称なる「正」の造形の極致に達した陶秀が敢えて挑んだ「奇」の造形です。書と同じく正しい形を知る達人がそれを崩すことで独特の味を出すことに成功しており、潰した面が扁平ではなく末広がりになることで作品の広がりと持ちやすさを両立しています。一目で山本備前と分かる金緑の胡麻と、自然な黒の中に立ち昇る火のような緋色が差し込む土味が丁度片面ずつ現れており趣き深いです。

作品情報

器種
徳利
桐箱とサイズについて
共箱(四方桟)
口縁3.7cm×胴径10.4cm×胴径9.3cm×高さ12.8cm 容量 約380cc
作家紹介・陶歴
山本陶秀先生(1906年〜1994年 備前市伊部生まれ)は大正10年に陶芸の世界に入り、1933年に築窯して独立しました。その後京都の陶芸家、楠部弥一氏に師事して技を磨きました。戦後は北大路魯山人やイサム・ノグチらと交友を深めました。「ろくろの陶秀」と呼ばれるほどろくろ技術に優れ繊細な作品を制作し、茶入を主に茶陶の製作も意欲的に取り組み茶陶の名工としての地位を確立。特に茶入を好み、多く手掛けていました。1987年に国指定重要無形文化財保持者となりました。1992年、「六古窯の旅・人間国宝 山本陶秀展」を開催しました。
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、三木記念賞、山陽新聞賞、中国文化賞、毎日芸術賞、備前市功労賞、紫綬、紺綬褒章、勲四等瑞宝章、備前市名誉市民

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