No. 4082

備前酒呑

金重陶陽

¥850,000
売約済み

作品説明

初代人間国宝にして偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生の備前酒呑です。陶陽先生が亡くなられるよりも少し前の昭和40年前後の作品です。晩年の一時期に使用されていた観音土を使用しており、柔らかな橙色が出た独特の土味は備前らしい素朴ながらも趣き深いものとなっています。袈裟を着るような姿の桟切りに合わせて、うっすらと金彩が流れるようにでており、土味と桟切の間にある事でまるで天の川を思わせる景色となっています。金重陶陽先生ご自身も普段持ち歩いていた酒呑は、特別窯変が激しいものではなく、土味のみのシンプルながらも奥の深いものであったそうです。

作品情報

器種
ぐい呑
商品説明より
共箱(四方桟)
径6.6cm×径6.6cm×高さ5.8cm
作家紹介・陶歴
金重陶陽先生(1896年~1967年 備前市伊部生まれ)は備前焼六姓の一つ、金重家の分家 金重楳陽先生の長男として生まれました。父に師事し手作りの宝瓶で名を高めました。大正期から昭和初期にかけ様々な研究を重ね桃山風備前の土味を出すことに成功し、その頃からロクロ製作を開始し茶陶の製作にも打ち出しました。川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休雪と交友も深められ、戦後には北大路魯山人、イサム・ノグチらから影響を受け芸域を広めました。その功績から備前焼中興の祖とよばれております。備前焼初の国指定重要無形文化財指定に認定され、1964、1966年にはハワイ大学夏季大学講師として招かれました。1967年には昭和天皇、皇后両陛下が備前をご訪問された際御前製作を行いました。
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章

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