No. 4128

備前小鉢

金重陶陽

¥260,000
売約済み

作品説明

初代人間国宝にして偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生の備前小鉢です。陶陽先生が亡くなられるよりも少し前の昭和30年代頃の作品です。一目で金重陶陽先生と分かる味わい深い土味が出ており、場所によって橙色や紫蘇色など様々に変化しています。特に裏面の藁を敷いて被せて焼かれた部分では、ねっとりとした土味と緋襷の混ざった蕩けるような土味に、鋭い高台削りによる箆跡が入り極上の景色となっています。あまり胡麻は掛けていない土味主体の作品であり、それ故に濡らした時にはより土肌が色彩豊かに煌めきます。

作品情報

器種
食器
商品説明より
共箱(四方桟)
径17.5cm×径17.3cm×高さ4.9cm
作家紹介・陶歴
金重陶陽先生(1896年~1967年 備前市伊部生まれ)は備前焼六姓の一つ、金重家の分家 金重楳陽先生の長男として生まれました。父に師事し手作りの宝瓶で名を高めました。大正期から昭和初期にかけ様々な研究を重ね桃山風備前の土味を出すことに成功し、その頃からロクロ製作を開始し茶陶の製作にも打ち出しました。川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休雪と交友も深められ、戦後には北大路魯山人、イサム・ノグチらから影響を受け芸域を広めました。その功績から備前焼中興の祖とよばれております。備前焼初の国指定重要無形文化財指定に認定され、1964、1966年にはハワイ大学夏季大学講師として招かれました。1967年には昭和天皇、皇后両陛下が備前をご訪問された際御前製作を行いました。
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章

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