No. 4147

備前湯呑

金重陶陽

¥250,000
売約済み

作品説明

初代人間国宝にして偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生の備前湯呑です。晩年期のやや短い「ト」の陶印で、湯呑にしては一風変わったこってりと焼けた桟切や焦げ胡麻が特徴となっています。松割木の熾に埋もれるようにして焼き上がったのか、全体的に還元の影響がよく出ています。特に高台周りの土味には薄っすらと金彩が発生し、緋襷や土味を輝くような色合いに変化させています。やや小振りで品の良いサイズとなっており、的確な高台削りと合わせて名工らしい使いやすさと品格を兼ね備えた逸品です。

作品情報

器種
湯呑・ビール呑
商品説明より
共箱(二方桟)
径7.1cm×径7.0cm×高さ8.6cm
作家紹介・陶歴
金重陶陽先生(1896年~1967年 備前市伊部生まれ)は備前焼六姓の一つ、金重家の分家 金重楳陽先生の長男として生まれました。父に師事し手作りの宝瓶で名を高めました。大正期から昭和初期にかけ様々な研究を重ね桃山風備前の土味を出すことに成功し、その頃からロクロ製作を開始し茶陶の製作にも打ち出しました。川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休雪と交友も深められ、戦後には北大路魯山人、イサム・ノグチらから影響を受け芸域を広めました。その功績から備前焼中興の祖とよばれております。備前焼初の国指定重要無形文化財指定に認定され、1964、1966年にはハワイ大学夏季大学講師として招かれました。1967年には昭和天皇、皇后両陛下が備前をご訪問された際御前製作を行いました。
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章

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