No. 4241
引出黒茶碗
¥150,000
売約済み作品説明
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む伊勢崎晃一朗先生の引出黒茶碗です。土の塊を二つに引きちぎってから重ね合わせて手捏ねで立ち上げており、その際の千切り跡が岩肌のような豪快な景色として残っており大変な迫力を感じます。そのような凹凸感のある肌が火前でしっかりと胡麻を掴まえ、そこから一気に引き出して冷却することで黒曜石のような黒色とラピスラズリのような神秘的な藍色に変化しています。見込み側では表面とまた違った表情を見せており、うっすらと輝く黒銀の肌をベースに透明化した自然釉が暗緑色の結晶のようになり、手にとって眺めれば宝石の原石を抱いているかのようです。
作品情報
- 器種
- 茶器
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
径14.7cm×径13.7cm×高さ9.0cm
作家紹介・陶歴
伊勢崎晃一朗先生は、人間国宝の伊勢崎淳先生のご長男として生まれました。伊勢崎家は備前焼の名門で、祖父に無形文化財の伊勢崎陽山先生、叔父は無形文化財の伊勢崎満先生で、自身も早くから陶芸を志してきました。1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学。ニューヨーク市在住の陶芸家、ジェフ・シャビロ氏に師事して約2年間陶芸を学び、美術や陶芸の視野を大きく広げました。2000年に帰国後、父の弟子達と共に指導を受け修業に励みました。2002年に田部美術館茶の湯展に初出品、初入選しています。
