No. 4422
備前盃
¥80,000
売約済み作品説明
金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する、金重 愫先生の極上の新作備前ぐい呑です。焼き込めば焼き込む程に黒みを増して隆起する灰被りと、焼き込む程に土味から失われていく緋色という炎の法則の反比例を矛盾させ突き崩した奇跡の窯変が出ています。胴回りや見込みは黒々とした灰被り窯変に焼き上げられており、ガリガリとしていて乾いた質感となっていますが一度濡れると墨を塗ったかのように濃厚な黒色へと変貌します。緋色の方も熟れ柿のような極上の仕上がりとなっており、金重素山先生仕込みの土作りからなる上品ながらも色気のある緋色の変化が楽しめます。正面を太陽とするならば見込み側には水面の満月の如く、これまた美しい緋色を落とし込んでおり、これ以上ない極上の景色でたちまちの内お酒好きを魅了してしまいます。
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作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 桐箱とサイズについて
- 共箱(四方桟)
径8.2cm×径7.5cm×高さ4.2cm
作家紹介・陶歴
金重 愫先生は無形文化財 金重素山先生のご長男です。京都大学農学部を卒業した1969年から父のもとで陶芸の道に入られました。1979年に独立。ろくろで主に茶陶を手掛け、深みのある焼成が持ち味です。装飾をできるだけ排し、己の魂をストレートに土にぶつけることにこだわられています。公募展には余り出品されず、作品発表は個展を中心に意欲を出し、岡山・東京・大阪・名古屋・京都・広島・福岡・熊本の各百貨店等で、毎年精力的に個展を開催、また1995年には独・ミュンヘンで個展を開かれました。1997年には備前焼パリ展にも出品されています。
