No. 4558
備前窯変徳利
¥450,000
売約済み作品説明
備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の極上の備前窯変徳利です。70~80歳頃の晩年期の作品で、これ以上のない極上の窯変をその身に宿した秀作です。下膨れの蕪型に轆轤引きした後に、手でゆっくりと丁寧に六郎備前の代名詞である扁壺型へと変形させており、酒器の神様の寵愛を一身に受けた色気のある造りが素敵です。黒々とした見事な灰被り窯変をその背に背負っており、こってりと焼き込まれた窯変が力強い扁壺の膨らみと相まって一度見たら忘れられない迫力があります。焼き抜かれても尚瑞々しい緋色を保つ土味も抜群で、ほんのりと赤く色づいた肌は使い込む酒器にピッタリの仕上がりとなっています。土焼き造りのそのどれもが酒器の神様らしい魅力に満ち溢れたプレミアムな徳利です。
作品情報
- 器種
- 徳利
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
口縁4.0cm×胴径11.5cm×胴径10.9cm×高さ11.4cm 容量約450cc
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作家紹介・陶歴
中村六郎先生は、終戦までは会社勤めをされていましたが、1945年に人間国宝 金重陶陽先生に師事し技術の修練を積み、1961年に六郎窯を築いて独立されました。ろくろでは徳利などの酒器を好んで制作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手掛けています。朴とつで野性味あふれる作風で、焼き締め陶なので焼成を大切にし、作品の良し悪しを決める窯詰めにも力を入れていました。86年度の伝統工芸士であり、同年、岡山日日新聞賞を受賞し、89年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。2004年4月に亡くなられました。
