No. 4725

備前徳利

藤原 啓

¥150,000
売約済み

作品説明

豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、藤原 啓先生の備前徳利です。陶印や土味などから見て啓先生初期から中期にかけての作品であると思われます。啓先生中期頃の特徴である、良質の土を用いた非常に柔らかな土味が素晴らしいです。肩から上と腰から下でそれぞれ重ね焼きをしており、直接火が当たったと思われる肩下は溶けたチョコレートのようなネットリとした土味が出ています。腰より下の重ね焼き部分では啓先生らしさのある濃厚な緋襷が巻き付けられており、薄灰色の土に非常に冴えた色合いの緋襷が非常に良く映えています。

作品情報

器種
徳利
商品説明より
共箱(二方桟)
口縁3.4cm×胴径8.7cm×胴径8.5cm×高さ13.6cm 容量 約360cc
作家紹介・陶歴
藤原 啓先生(1899年〜1983年 岡山県備前市生まれ)は、備前市穂浪在住の国文学者 正宗敦夫氏の進めで備前焼の道へ。三村梅景氏にろくろ成形などの手ほどきを受け、1941年からは、同じ人間国宝の金重陶陽先生に焼成法などを学び、陶技の腕を磨きました。鎌倉・室町の雑器に見られる素朴さや豪放さに倣い、おおらかで明快な作風の壺や花器を製作されていました。若い時代に吸収した芸術に対する教養が作品に影響を及ぼしています。1954年、備前焼二人目の国指定重要文化財(人間国宝)保持者となり、1958年には日本工芸会理事に。1977年に岡山県備前市に藤原啓記念館を設立しました。
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、備前市名誉市民、岡山県名誉県民、没後従五位勲三等瑞宝章受賞

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