No. 4816

備前緋襷酒杯

藤原 啓

¥90,000
売約済み

作品説明

豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、藤原 啓先生の備前緋襷酒杯です。啓先生の中期から晩年にかけての作品で、もぐさ色の土味にねっとりとした緋襷が掛かった秀作です。非常に親交が深かった金重陶陽先生の登り窯の緋襷作品を思わせる上がりで、良き土を使って仕上げたことが一目で分かります。酒呑一つとっても大小様々な作風を持つ啓先生ですが、本作は丁度大きすぎず小さすぎで形も癖が無く、まさにシンプルに酒呑の王道を行く仕上がりとなっています。

作品情報

器種
ぐい呑
桐箱とサイズについて
共箱(二方桟)
径6.7cm×径6.5cm×高さ5.0cm
作家紹介・陶歴
藤原 啓先生(1899年〜1983年 岡山県備前市生まれ)は、備前市穂浪在住の国文学者 正宗敦夫氏の進めで備前焼の道へ。三村梅景氏にろくろ成形などの手ほどきを受け、1941年からは、同じ人間国宝の金重陶陽先生に焼成法などを学び、陶技の腕を磨きました。鎌倉・室町の雑器に見られる素朴さや豪放さに倣い、おおらかで明快な作風の壺や花器を製作されていました。若い時代に吸収した芸術に対する教養が作品に影響を及ぼしています。1954年、備前焼二人目の国指定重要文化財(人間国宝)保持者となり、1958年には日本工芸会理事に。1977年に岡山県備前市に藤原啓記念館を設立しました。
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、備前市名誉市民、岡山県名誉県民、没後従五位勲三等瑞宝章受賞

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