No. 4880
伊部徳利
¥160,000
売約済み作品説明
金重陶陽先生の長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の伊部徳利です。伊部の箱書や「道明」の落款などから見て道明先生の中期頃の作品です。肉厚でややどっしりとした手取りとなっており、道明先生らしいオーソドックスな造形と相まって朴訥な雰囲気があります。窯変もまた素朴で温かみのある景色が中心となっており、柔らかな橙色の出た抜けに渋い胡麻と桟切りが素敵です。作品全体がしっとりとして優しい手触りとなっており、お酒で育てるのがとても楽しそうです。
作品情報
- 器種
- 徳利
- 桐箱とサイズについて
- 共箱(二方桟)
口縁4.0cm×胴径9.0cm×胴径9.0cm×高さ12.6cm 容量約370cc
作家紹介・陶歴
金重道明先生(1934年~1995年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。
