No. 4937
伊部徳利
¥120,000
売約済み作品説明
金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、金重有邦ではなく有邦という一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の窯出しされたばかりの新作伊部徳利です。三、四年ほど前から取り組まれている無地に近いシリーズの徳利で、良質の土を登り窯にて丁寧に焼き上げています。中でも本作は緋色の発色が素晴らしく、派手過ぎず素朴で温かみのある備前焼らしい緋色は見ているとなんだか落ち着きます。「最高の田土を使っとるよ」と有邦先生が仰られていた通り、一触りで肌のきめ細かさに驚かされ、二触り目からはもうこの作品の虜になってしまいます。背中にはごく少量の胡麻がパラパラと降りかかり実に侘びた風情を醸し出し、有邦先生の好みを強く反映したいぶし銀のような渋い作品に仕上がっています。
作品情報
- 器種
- 徳利
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
口縁3.4cm×胴径10.3cm×10.2cm×高さ11.4cm 容量370cc
作家紹介・陶歴
金重有邦先生は無形文化財 金重素山先生の三男として生まれました。1975年から父・素山先生の下で陶技を学びました。1980年に独立、岡山で初個展を開きました。茶碗や水指、花入などの茶陶を中心に食器を制作。特に好きな茶碗では内の造形(見込み)を重視し、外側のバランスを追求しています。県展山陽新聞社賞受賞、茶の湯の造形展奨励賞受賞、淡交ビエンナーレ奨励賞受賞。2003年日本陶磁協会賞受賞。個展にも力を入れており、各所で開催されております。
