No. 4943
伊部徳利
¥100,000
売約済み作品説明
金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、金重有邦ではなく有邦という一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の窯出しされたばかりの新作伊部徳利です。三、四年ほど前から取り組まれている無地に近いシリーズの徳利で、良質の土をサヤに入れて登り窯で丁寧に焼き上げています。緋襷掛けにしても父素山先生の技法とは別に自身の色を大切にし、極力意識して掛けることなく、藁を投げ掛けて掛からねばそれで良しといったスタイルで制作しています。サラサラとした非常に柔らかな質感は触っているだけでも楽しめ、ここにお酒を入れて呑みながら肌に刷り込めばどんなに楽しいだろうとつい想像してしまいます。素山先生と同じく下戸である有邦先生が、陶器にしか存在しない楽しみの一つである「触感」を突き詰めることで生まれた下戸による見事な酒器となっています。
作品情報
- 器種
- 徳利
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
口縁3.3cm×胴径8.3cm×8.2cm×高さ13.9cm 容量410cc
作家紹介・陶歴
金重有邦先生は無形文化財 金重素山先生の三男として生まれました。1975年から父・素山先生の下で陶技を学びました。1980年に独立、岡山で初個展を開きました。茶碗や水指、花入などの茶陶を中心に食器を制作。特に好きな茶碗では内の造形(見込み)を重視し、外側のバランスを追求しています。県展山陽新聞社賞受賞、茶の湯の造形展奨励賞受賞、淡交ビエンナーレ奨励賞受賞。2003年日本陶磁協会賞受賞。個展にも力を入れており、各所で開催されております。
