No. 5104
備前酒呑
¥160,000
売約済み作品説明
備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の備前酒呑です。中村六郎先生晩年期の酒呑で、日本酒好きに愛された力強さと色気のある造形が素敵です。しっかりと焼きしまった上で柔らかさを感じさせる土味が主役となっており、正面では紫蘇色がほのかに緋色に色づくなど酒呑としてのツボをしっかりと抑えています。腰回りには桟切、背面には黄胡麻が出ており味わい深い土味に程良いアクセントを加えています。見込みでは土の良さを感じさせる柔らかな土味が出ており、お酒を吸って育つことでよりしっとりと美しくなるでしょう。口縁部は美しい三角形になっており、酒器の神様らしい巧みな口造りがお酒をより美味しくしてくれるでしょう。(使用感や汚れは全く感じられませんが、前作ですので予めご了承下さい)
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 寸法
- W7.7cm×7.6cm×H5.3cm
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
径7.7cm×径7.6cm×高さ5.3cm
作家紹介・陶歴
中村六郎先生は、終戦までは会社勤めをされていましたが、1945年に人間国宝 金重陶陽先生に師事し技術の修練を積み、1961年に六郎窯を築いて独立されました。ろくろでは徳利などの酒器を好んで制作。たたらでは泡瓶、急須、茶碗なども手掛けています。朴とつで野性味あふれる作風で、焼き締め陶なので焼成を大切にし、作品の良し悪しを決める窯詰めにも力を入れていました。86年度の伝統工芸士であり、同年、岡山日日新聞賞を受賞し、89年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。2004年4月に亡くなられました。
