No. 5113
柿釉麦酒呑 於布哇大学
¥210,000
売約済み作品説明
初代人間国宝にして偉大なる備前焼中興の祖、金重陶陽先生の柿釉麦酒呑 於布哇大学です。金重陶陽先生が、昭和39年と41年に講師としてハワイ大学に招聘された際に制作された珍品です。柿釉を使用し現地の土を用いて制作しており、備前焼制作で培った高い技術を用いながらも、どこか肩の力が抜けた洒脱な作風となっています。備前焼の第一人者として大変なプレッシャーの中で作品制作に向き合っておられた陶陽先生が、晩年期にハワイの地でこのような作品を手掛けられたことが大変興味深く、流れるような施釉やユニークな持ち手など遊び心が感じられます。釉薬で土肌を極力隠さず、土見せの部分を多く取ることで、ビールをより美味しく味わえるように計算されています。
晃介識箱(四方桟・二重箱)
径10.7cm×7.8cm×高さ10.7cm
径10.7cm×7.8cm×高さ10.7cm
作品情報
- 器種
- 湯呑・ビール呑
作家紹介・陶歴
金重陶陽先生(1896年~1967年 備前市伊部生まれ)は備前焼六姓の一つ、金重家の分家 金重楳陽先生の長男として生まれました。父に師事し手作りの宝瓶で名を高めました。大正期から昭和初期にかけ様々な研究を重ね桃山風備前の土味を出すことに成功し、その頃からロクロ製作を開始し茶陶の製作にも打ち出しました。川喜田半泥子、荒川豊蔵、三輪休雪と交友も深められ、戦後には北大路魯山人、イサム・ノグチらから影響を受け芸域を広めました。その功績から備前焼中興の祖とよばれております。備前焼初の国指定重要無形文化財指定に認定され、1964、1966年にはハワイ大学夏季大学講師として招かれました。1967年には昭和天皇、皇后両陛下が備前をご訪問された際御前製作を行いました。
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章
主な受賞歴・・・中国文化賞、山陽新聞賞、岡山県文化賞受賞、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章
