No. 5181
備前徳利
¥16,000
売約済み作品説明
古備前の味わいを現代風に再現し、多くの人々を虜にした正宗 杜康先生の悟時代の備前徳利です。古備前を始め古陶磁全般に精通していた正宗先生らしい、古備前の良さを現代の作品の中に上手く落とし込んだ作品となっています。県指定無形文化財の松井與之先生が陶芸センターの講師をしていた際に、若き日の正宗先生の轆轤捌きを見て絶賛した話がありますが、本作を見ていますととその話が思い起こされます。一瞬金重陶陽先生の作かと思うような端正かつ気品のある佇まいで、それでいて程良い軽さとなっており轆轤の上手さと古陶磁の知識の高さを物語っています。焼きも見事で肩にはグレーの灰被りが、正面には蕩けるように濃厚な緋色が出ており、また口縁内部にも同じく灰被りと緋色が出ており、使うときには素晴らしい景色を見せてくれます。
作品情報
- 器種
- 徳利
- 商品説明より
- 共箱(二方桟)
口縁3.6cm×胴径8.9cm×胴径8.8cm×高さ13.0cm 容量約350cc 正宗杜康(悟)先生は窯元に勤めていた祖父の勧めで陶芸の道を志しました。高校卒業後に備前陶芸センターに入所し陶技を学ばれました。1977年、備前市伊部に築窯し独立しました。花入、扁壺、徳利などを制作。ろくろづくりが主体で古備前風な作風が特徴です。1983年に日本工芸会正会員に。1997年、焼き締め陶公募展大賞、2000年には茶の湯の造形展優秀賞に輝きました。東京、横浜など各地で個展を開いています。2005年、正宗杜康と改名されました。2006年11月、53才の若さでこの世を去られました。
