No. 5266

備前湯呑

藤原 啓

¥70,000
売約済み

作品説明

豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、藤原 啓先生の備前湯呑です。啓先生の湯呑は作品数が非常に少なく、大変希少な作品です。非常に厚手で豪快な作行となっており、湯呑というよりも筒茶碗に近いサイズの作品で流石豪放磊落で知られた啓先生らしいです。登り窯の中でじっくりと焼かれた緋襷は実に味わい深く、茶褐色の渋い肌にネットリとした濃厚な緋襷が掛けられており、お茶で育っていくことでより枯れた色合いとなるでしょう。抜群の存在感がある作品ですが、嫌味さやけれん味がなく、いつまでも傍に置いておきたくなる優しく落ち着いた雰囲気の作品です。(※焼成時の剥がし跡が高台にあります)

作品情報

器種
湯呑・ビール呑
寸法
W10.0cm×9.2cm×H10.5cm
商品説明より
共箱(四方桟)
径10.0cm×9.2cm×高さ10.5cm 藤原啓先生(1899年~1983年 岡山県備前市穂浪生まれ)は、備前市穂浪在住の国文学者・正宗敦夫先生の勧めで備前焼の道に入りました。

三村梅景先生に轆轤成形などの手ほどきを受け、1941年からは備前焼初の人間国宝である金重陶陽先生に焼成法を学び、陶技を磨きました。

作品制作にあたっては、鎌倉・室町期の古備前に見られる素朴さや豪放さに憧れ、技術に頼り過ぎない、単純明快で大らかな作風を確立しました。

また、若い頃に文学や詩を志す中で培った芸術への教養も、作品に大きな影響を与えています。

1954年に岡山県重要無形文化財保持者に認定され、1958年には日本工芸会理事に就任しました。

1970年には国指定重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定されました。

1977年には岡山県備前市に藤原啓記念館が開館しました。

1983年に逝去されました。

主な受賞・顕彰歴:岡山県文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、備前市名誉市民、岡山県名誉県民、従五位、勲三等瑞宝章など

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