No. 5570
緋襷茶碗
¥80,000
売約済み作品説明
優れた美的感覚を持ち、土と焼きと造りに於いて常に進化し続ける森本良信先生の窯出しされたばかりの新作緋襷茶碗です。森本先生自身が「抜き物」と称する還元緋襷は、まさしくその名のとおりに土の中から濃厚な緋襷を抽出するように発色させています。今回の作品では焦げ茶色の渋い土色をベースとして、粒子のきめ細かさが感じられる非常に密度の高い肌を形成する土を使用しています。そして緋襷はあえて朧げで消え入りそうな繊細さのある掛け方となっており、要所要所のみはっきりと現れる事で却って色合いの鮮烈さや存在感を増しているように感じます。古備前の名碗「只今」を彷彿とさせる、作品の隅々まで徹底して計算されつつもそれを備前のもつ野趣で上手く隠し、嫌味のない洗練された造形を完成させています。特に高台周りの処理が絶品で、研究熱心な森本先生だからこそできる見応えのある作品に仕上げています。森本先生曰く、還元緋襷は非常に奥深く、使い込めば使い込むほど土肌が味わいを増して楽しめるとのことです。
作品情報
- 器種
- 茶器
- 商品説明より
- 共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります)
径12.7cm×12.3cm×高さ9.0cm
作家紹介・陶歴
森本良信先生は1976年、岡山県に生まれました。1996年備前陶芸センターを修了。フリーを経て、2004年東京にて初個展。以後毎年東京を中心として全国にて個展開催。2005年、2006年、2007年度田部美術館「茶の湯の造形展」入選。 2008年、東京・日本橋三越「現代作家酒器展」出品。2009年、東京・日本橋三越「現代作家茶碗展」出品。2010年、岡山・天満屋「森本良信 特集」など各地で個展を開催しています。
