No. 5672
黒備前手鉢
¥38,000
売約済み作品説明
備前の鬼才、森 陶岳先生の長男として数々の大窯プロジェクトに関わりながら研鑽を積む森 一洋先生の前作の黒備前手鉢です。本体部分に「癸未平成」箱書きに「甲申平成とあり、2003年から2004年にかけて制作焼成されたものであると思われます。本作は牛窓にある三基の窯のうち、20メートルの窯で焼き上げられた作品です。森 陶岳一門の特徴的な技法である「黒備前」を、寒風窯の中では最小ながらも一般的にはかなり大型の窯である20mを使って焼き上げたという、まさしく森 陶岳一門を象徴するような景色を持った手鉢です。作品全体に辛子色のよく溶けた黄胡麻が飛び散っており、非常に良く焼かれているのが分かります。強い焼き込みに応じて黒もより光沢が強く変化しており、光沢が増えることで紫色や茶褐色など黒の塗り土の中に内在する様々な色合いが表出しています。
作品情報
- 器種
- 食器
- 寸法
- W27.7cm×26.7cm×H8.5cm
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
径27.7cm×径26.7cm×取っ手含む高さ8.5cm
作家紹介・陶歴
森 一洋先生は森 陶岳先生の長男として1966年に岡山県で生まれました。1987年に京都芸術短期大学を、1991年には東京ガラス工芸研究所を卒業されました。1992年から森 陶岳先生の元で陶技を学びました。紐づくりによるろくろ成形が得意で鶴首花入などを制作しています。1995年に初窯を出し独立しました。1998年茶の湯の造形展に入選され、1999年と翌2000年、岡山と広島の百貨店でデビュー展を開催しました。2002年には、森 陶岳一門による第一回岳焔会展に出品されています。森 陶岳先生の下で大窯プロジェクトに携わり、2015年に寒風新大窯(85m)の窯出しをしました。
