No. 5843
備前飛獅子香炉
¥190,000
売約済み作品説明
その生涯を細工物一筋に生き、激動の時代を駆け抜けた備前が誇る名工金井春山先生の備前飛獅子香炉です。備前細工物の長い歴史の中でもトップクラスに作品数が多く、まさに代表的なモチーフと言っても過言ではない獅子を躍動感たっぷりに表現した香炉です。勢い良く後ろ脚を跳ね上げた獅子の細工は、筋肉の盛り上がりまでも見事に表現しており、本当に生きているかのようです。耳にも作者のこだわりが詰まっており、イヤリングのような輪耳は存在感がありながらも作品全体の趣向と見事に調和しています。作品全体はオーソドックスな焼き色となっており、細工物の楽しみである細部の表現の邪魔にならないように留められています。三脚部にそれぞれ焼成時の剥がれ跡がありますが使用上問題はございません。(内部を見ると使用されていた痕跡があります)
作品情報
- 器種
- 細工物・その他
- 寸法
- W19.2cm×13.7cm×H20.4cm
- 桐箱とサイズについて
- 共箱(四方桟)
耳含む径19.2cm×径13.7cm×蓋含む高さ20.4cm
作家紹介・陶歴
金井春山先生は、明治37年に伊部に生まれました。大正8年に西村春湖先生に弟子入りし十数年修業されました。師春湖先生の作風を継ぎ細工物が得意で、細工物に生涯をかけた昭和の名工であります。昭和34年、皇太子殿下御成婚に鶴の置物を献上されました。昭和47年に備前陶芸センターの講師として、後進に細工を指導し後継者の養成に尽されました。昭和49年には黄綬褒章を授与されています。昭和57年4月に亡くなられました。
