No. 5856

備前馬上盃

藤原 建

¥48,000
売約済み

作品説明

豪放と緻密さを併せ持つ色褪せない名工 藤原 建先生の備前馬上盃です。大窯で焼成された晩年期の作品で、大窯の緋襷らしい赤い肌に濃厚な臙脂色の緋襷が掛けられています。赤い肌の部分は非常にマットで、まるで窯変の緋色の部分のようなしっとりとした質感となっており、使えば使うほど酒で磨かれて育っていきそうです。ねっとりとした油彩のような緋襷はシンプルに作品をぐるりと一周回っており、造形と土味の邪魔にならないよう脇役に徹しています。馬上盃を多く作っていた建先生らしい、腰回りの迷いのない箆捌きも見事です。

作品情報

器種
ぐい呑
寸法
W6.3cm×6.3cm×H6.2cm
桐箱とサイズについて
共箱(四方桟)
径6.3cm×径6.3cm×高さ6.2cm
作家紹介・陶歴
藤原 建先生(1924〜1977年)は、1946年、叔父の藤原 啓先生のもとで陶芸を始められ、金重陶陽先生、金重素山先生にも師事されました。その後、鎌倉の北大路魯山人先生のもとで、食器の製作技術を学ばれ、1956年、独立して築窯されました。以後各種展覧会に連続入選をされています。1970年、近代的耐火レンガを使用して備前大窯を考案、築窯されました。1973年に県指定重要無形文化財保持者となりました。また勲五等瑞宝章を受章されました。次代を背負う備前の指導者として期待されていましたが、53才の若さでこの世を去られました。

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