No. 7392

備前窯変酒呑

高力芳照

¥16,500
売約済み

作品説明

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑です。

令和6年6月に窯出しされたばかりの最新作です。

リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
「焼き」と「土」どちらにも偏らずバランスの良い窯変となっています。

しっかりと焼き込まれた灰被り窯変は一部が海鼠肌となっていますが、
場所が少し変われば黄緑色混じりのカセ胡麻となっていたり、
登り窯らしい変化に富んだ焼きが見る者を楽しませます。

正面部分の抜けはほんのりと緋色が出た土味が顔を覗かせていますが、
隈取や見込みや側面など、微妙な位置の違いで絶妙に色合いが変化しています。

見込みでは外周部とは打って変わり、強く焼けた窯変と土味がメインになっており、
小さな丸抜けもなく、緋色を排除した渋い酒映りになっています。

齢五十を超えて何千何万と作品を手掛けてきた高力先生ですが、
近年は作品に絶妙な土の動きによる極上の色気を宿しつつあり、
本作も腰回りや高台の作りは見事の一言に尽きます。

高力先生が陶歴書に掲載している有邦先生の寄せ書きにある、
「凡に果てるか名人となるか」という言葉がありますが、
名人となるの言葉の中身とは何かを教えられたような気がします。

作品情報

器種
ぐい呑
寸法
W7.2cm×7.0cm×H5.8cm
商品説明より
共箱(四方桟)
径7.2cm×7.0cm×高さ5.8cm
作家紹介・陶歴
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。

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