No. 7481

備前窯変酒呑

伊勢崎 淳

¥132,000
売約済み

作品説明

いつまでも枯れる事の無い創造力を持って、
常に備前焼界をリードしている人間国宝 伊勢崎 淳先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑(ぐい呑)です。

令和6年10月に窯出しされた最新作です。

淳先生の作品群の中でもとりわけ希少な穴窯窯変ですが、
本作はその中でも群を抜く見事な焼き込みとなっており、
登り窯にも匹敵する強い灰被りの中に穴窯特有の景色が出ており大変美しいです。

背面にはしっとりとした柔らかな灰被り窯変が乗っていますが、
登り窯と違い黒々とした灰被りの中に黄胡麻がしっかりと残っています。

正面部分の抜けも穴窯窯変特有の色合いとなっており、
濃厚な紫蘇色が中央に向かうにつれてより鮮やかな緋色になり、
使い込んで育てたくなる絶妙な味わいを持っています。

また窯変と抜けの境界部分である隈取の鮮やかさも特徴的で、
金彩を伴った蕩けるような赤紫色の土味がくっきりと描かれています。

窯変に合わせて打文などの装飾を廃したシンプルな造形になっていますが、
これが却って隈取のアーチの美しさをより際立たせています。

激しい窯変によりやや不安定になっていますが中身を注ぐと安定します。

作品情報

器種
ぐい呑
寸法
W6.7cm×6.3cm×H7.2cm
商品説明より
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.7cm×6.3cm×高さ7.2cm 伊勢崎淳先生(1936年~2026年 岡山県備前市伊部生まれ)は、細工物を得意とした備前焼作家・伊勢崎陽山先生の二男として生まれました。

幼い頃から父に陶技を学び、1959年に岡山大学教育学部特設美術科を卒業後、本格的に作陶の道に入りました。

1962年には、兄の伊勢崎満先生とともに中世の半地下式穴窯を復元し、焼成に成功しました。

花器、皿、茶陶などの伝統的な器物に加え、陶壁、レリーフ、オブジェなど、造形性を重視した作品にも幅広く取り組みました。

制作にあたっては成形と焼成を重視し、穴窯、登り窯、電気窯それぞれの特徴を生かした、現代感覚あふれる独自の作風を確立しました。

また、備前焼による陶壁やレリーフ制作の代表的作家として、公共施設を中心に数多くの作品を手がけました。

1966年に日本工芸会正会員となり、1978年から1987年まで岡山大学教育学部特設美術科の講師を務めました。

1998年には兄の伊勢崎満先生とともに岡山県重要無形文化財保持者に認定され、同年、日本工芸会理事および日本工芸会中国支部幹事長に就任しました。

2002年には新首相官邸の陶壁を制作しました。

2004年には備前焼で5人目となる国指定重要無形文化財保持者に認定されました。

2025年には文化功労者に選ばれました。

2026年に逝去されました。

主な受賞・顕彰歴:金重陶陽賞、茶の湯の造形展優秀賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞文化功労賞、岡山県三木記念賞、岡山県文化賞、文化功労者など

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