No. 7739

唐津土灰釉盃

金重有邦

¥49,500
売約済み

作品説明

金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の新作唐津土灰釉盃(ぐい呑)です。

令和7年5月に窯出しされたばかりの最新作です。

平成中頃に有邦先生ご自身で唐津地方で掘り出した粘土を使用されており、
ご自身の施釉陶器の集大成として制作された唐津焼の酒器です。

本作は唐津というよりもむしろ井戸に近い雰囲気を持った酒盃で、
やや砂けの多い粘土に薄く灰釉をかけられており、素朴ながらも繊細な佇まいに魅了されます。

釉調は非常にシンプルな鉄絵無しの灰釉オンリーの施釉ですが、
所々に粘土内の鉄分などが噴出したと見られる黒点があり、
繊細な釉調の中の絶妙なアクセントとして侘び寂びを感じさせます。

釉薬を流しかけた際に生まれる白波のような釉垂れも相まって、
使い込んでいけば古の井戸の名物のような枯れた肌合いになっていくでしょう。

作品情報

器種
ぐい呑
寸法
W7.5cm×7.3cm×H5.0cm
商品説明より
共箱(四方桟)
径7.5cm×7.3cm×高さ5.0cm
作家紹介・陶歴
金重有邦先生は無形文化財 金重素山先生の三男として生まれました。

1975年から父である金重素山先生の下で陶技を学びました。

1980年に独立、岡山で初個展を開きました。

現在は茶碗や水指、花入などの茶陶を中心に食器を制作されています。

特に好きな茶碗では内の造形(見込み)を重視し、使い心地と外側のバランスを追求しています。

県展山陽新聞社賞受賞、茶の湯の造形展奨励賞受賞、淡交ビエンナーレ奨励賞などを受賞されました。

2002年に日本陶磁協会賞、2018年に山陽新聞文化功労賞を受賞されました。

2019年には岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

個展にも力を入れており、県内外の各所で開催されております。

この商品のお問い合わせ