No. 7886
備前黒酒呑
¥132,000
売約済み作品説明
いつまでも枯れる事の無い創造力を持って、
常に備前焼界をリードしている人間国宝 伊勢崎 淳先生の、
窯出しされたばかりの新作備前黒酒呑です。
令和7年10月に窯出しされた最新作です。
半地下式の穴窯で10日ほど焼き締めた作品で、
黒の塗り土と激しい胡麻とが肌の上でせめぎ合い、
そこへ窯の壁から自然釉が零れ落ちて強烈な景色を作り上げています。
また、本作は作品を横にせず、そのまま縦置きで焼成しており、
ヴェールのような黄胡麻が作品を覆いつつ、一部のみ光沢のある黒が露出しています。
炎を真正面から受け止めた部分では、強烈な焦げ胡麻を形成しており、
ダイナミックな焼成を好む淳先生らしい炎の激しさを感じさせる景色となっています。
さらに縦置き故に見込みにも胡麻の雨が垂直に降り注いでおり、
見込み底に厚く溜まった黄胡麻と、側面の漆黒の壁という非常にメリハリのある景色が面白いです。
土味部分の滑らかな黒の発色や、非常に大振りでエネルギッシュな造形など、
黒作品の魅力を凝縮したような作品に仕上がっています。
常に備前焼界をリードしている人間国宝 伊勢崎 淳先生の、
窯出しされたばかりの新作備前黒酒呑です。
令和7年10月に窯出しされた最新作です。
半地下式の穴窯で10日ほど焼き締めた作品で、
黒の塗り土と激しい胡麻とが肌の上でせめぎ合い、
そこへ窯の壁から自然釉が零れ落ちて強烈な景色を作り上げています。
また、本作は作品を横にせず、そのまま縦置きで焼成しており、
ヴェールのような黄胡麻が作品を覆いつつ、一部のみ光沢のある黒が露出しています。
炎を真正面から受け止めた部分では、強烈な焦げ胡麻を形成しており、
ダイナミックな焼成を好む淳先生らしい炎の激しさを感じさせる景色となっています。
さらに縦置き故に見込みにも胡麻の雨が垂直に降り注いでおり、
見込み底に厚く溜まった黄胡麻と、側面の漆黒の壁という非常にメリハリのある景色が面白いです。
土味部分の滑らかな黒の発色や、非常に大振りでエネルギッシュな造形など、
黒作品の魅力を凝縮したような作品に仕上がっています。
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 寸法
- W7.0cm×6.9cm×H6.8cm
- 桐箱とサイズについて
- 共箱(四方桟)
径7.0cm×6.9cm×高さ6.8cm 伊勢崎淳先生(1936年~2026年 岡山県備前市伊部生まれ)は、細工物を得意とした備前焼作家・伊勢崎陽山先生の二男として生まれました。
幼い頃から父に陶技を学び、1959年に岡山大学教育学部特設美術科を卒業後、本格的に作陶の道に入りました。
1962年には、兄の伊勢崎満先生とともに中世の半地下式穴窯を復元し、焼成に成功しました。
花器、皿、茶陶などの伝統的な器物に加え、陶壁、レリーフ、オブジェなど、造形性を重視した作品にも幅広く取り組みました。
制作にあたっては成形と焼成を重視し、穴窯、登り窯、電気窯それぞれの特徴を生かした、現代感覚あふれる独自の作風を確立しました。
また、備前焼による陶壁やレリーフ制作の代表的作家として、公共施設を中心に数多くの作品を手がけました。
1966年に日本工芸会正会員となり、1978年から1987年まで岡山大学教育学部特設美術科の講師を務めました。
1998年には兄の伊勢崎満先生とともに岡山県重要無形文化財保持者に認定され、同年、日本工芸会理事および日本工芸会中国支部幹事長に就任しました。
2002年には新首相官邸の陶壁を制作しました。
2004年には備前焼で5人目となる国指定重要無形文化財保持者に認定されました。
2025年には文化功労者に選ばれました。
2026年に逝去されました。
主な受賞・顕彰歴:金重陶陽賞、茶の湯の造形展優秀賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞文化功労賞、岡山県三木記念賞、岡山県文化賞、文化功労者など
