No. 7905

伊部火襷ぐい呑

金重有邦

¥25,300
売約済み

作品説明

金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の前作の伊部火襷ぐい呑です。

平成12年の陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品と思われます。

伊部牛神下の特注の電気窯で焼かれた作品で、
現在の作品でも感じられる独特のリズム感は本作でも健在です。

口縁部と高台部で、それぞれ逆方向へ引っ張ったかのような独特の造形をしており、
土を押さえつけて変形させるのではなく、土が伸びやかに成長するのを見守るようです。

最新作にもある土が勝手に捲れたような独特の高台削りが面白く
素山先生より継承した緩急自在の造形が、独自の進化を始めているように見えます。

作品全体を袈裟懸けに覆うように緋襷が掛けられており、
稲わらの穂先と茎を巧みに使い分け、造形に遅れを取らぬよう緋襷も緩急をしっかりと付けています。

前作ですが汚れや使用感などはございません。

作品情報

器種
ぐい呑
寸法
W5.5cm×5.5cm×H6.9cm
商品説明より
共箱(四方桟)
径5.5cm×5.5cm×高さ6.9cm
作家紹介・陶歴
金重有邦先生は無形文化財 金重素山先生の三男として生まれました。

1975年から父である金重素山先生の下で陶技を学びました。

1980年に独立、岡山で初個展を開きました。

現在は茶碗や水指、花入などの茶陶を中心に食器を制作されています。

特に好きな茶碗では内の造形(見込み)を重視し、使い心地と外側のバランスを追求しています。

県展山陽新聞社賞受賞、茶の湯の造形展奨励賞受賞、淡交ビエンナーレ奨励賞などを受賞されました。

2002年に日本陶磁協会賞、2018年に山陽新聞文化功労賞を受賞されました。

2019年には岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

個展にも力を入れており、県内外の各所で開催されております。

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