No. 7979
Bizen Shuhai
¥19,800
Loading reference prices...
These are approximate reference prices. The actual billing amount may vary depending on the exchange rate.
Description
こちらは兼重充弘による備前酒盃です。備前六姓の一つである「兼重利陶苑」に生まれながらも、その名に頼ることなく、自身の好奇心の赴くままに作陶を続けています。
電気窯と薪窯を組み合わせ、多様な焼成環境を経て作られたこの作品は、彼が理想とする古陶の「マチエール」に迫ろうとする試みです。
この備前酒盃は、繰り返し焼成することで生まれた力強い肌合い、そして豊かな黄胡麻と桟切りが特徴であり、古備前の柔らかい焼き味とは異なる、堅く焼き締まった赤褐色の肌を見事に再現しています。
また、繰り返し焼成することでしか成し得ない、窯変のコントロールも圧巻です。正面から右奥へ流れるような芥子色の胡麻と、胴下部に重なり合うように計算された桟切りが見事に配されています。
さらに、茶溜まりを想起させる内側の轆轤目や、縮緬皺のような跡を残した高台の削りも、完璧にまとめ上げられています。
しかし、こうした計算し尽くされた窯変が美しく重なると、往々にして窮屈な印象を与えてしまうものです。本作においては、現代の酒器と比べてわずかに小ぶりなサイズ感が、その印象を巧みに中和しています。
兼重充弘は1988年、備前六姓の一つである「兼重利陶苑」に、備前市伊部に生まれる。
2017年に備前陶芸センターを修了し、2020年に初窯を焚く。
2023年に「茶の湯の造形展」にて守備賞を受賞し、2024年には初個展を開催した。
電気窯と薪窯を組み合わせ、多様な焼成環境を経て作られたこの作品は、彼が理想とする古陶の「マチエール」に迫ろうとする試みです。
この備前酒盃は、繰り返し焼成することで生まれた力強い肌合い、そして豊かな黄胡麻と桟切りが特徴であり、古備前の柔らかい焼き味とは異なる、堅く焼き締まった赤褐色の肌を見事に再現しています。
また、繰り返し焼成することでしか成し得ない、窯変のコントロールも圧巻です。正面から右奥へ流れるような芥子色の胡麻と、胴下部に重なり合うように計算された桟切りが見事に配されています。
さらに、茶溜まりを想起させる内側の轆轤目や、縮緬皺のような跡を残した高台の削りも、完璧にまとめ上げられています。
しかし、こうした計算し尽くされた窯変が美しく重なると、往々にして窮屈な印象を与えてしまうものです。本作においては、現代の酒器と比べてわずかに小ぶりなサイズ感が、その印象を巧みに中和しています。
兼重充弘は1988年、備前六姓の一つである「兼重利陶苑」に、備前市伊部に生まれる。
2017年に備前陶芸センターを修了し、2020年に初窯を焚く。
2023年に「茶の湯の造形展」にて守備賞を受賞し、2024年には初個展を開催した。
Details
- Pottery Type
- guinomi
- Dimensions
- W6.8cm x D6.7cm x H4.7cm
About the Artist
Mitsuhiro Kaneshige was born in 1988 in Imbe, Bizen City, into Kaneshige Ritouen, one of the six kiln families of Bizen.
He entered the Bizen Ceramic Art Center in 2017 and held his first kiln firing in 2020.
In 2023, he received the Shubi Prize at the Chanoyu no Zokeiten, and in 2024, he held his first solo exhibition.
He entered the Bizen Ceramic Art Center in 2017 and held his first kiln firing in 2020.
In 2023, he received the Shubi Prize at the Chanoyu no Zokeiten, and in 2024, he held his first solo exhibition.
