No. 2668
黒絵木ノ葉文茶器
¥250,000
売約済み作品説明
兄である金重陶陽先生を影から支え、自らも備前茶陶に光明をもたらした金重素山先生の黒絵木ノ葉文茶器です。白の濁流とでも言うべき濃密な白釉は貫入や黒点などが入り混じり重厚な釉調に仕上がっています。蝋抜きによる黒絵木ノ葉紋は簡素ながらも名人らしい味わい深いタッチとなっており、白と黒の対比など釉調の深さ故にさらに黒絵が引き立っています。内側は白釉が掛かった部分と、そうでない土見せのようになった部分があり、牙蓋とお揃いのうっすらと黄色がかった柔らかな白色が堪能できます。
作品情報
- 器種
- 茶器
- 桐箱とサイズについて
- 共箱牙蓋付き(四方桟)
径6.9cm×径6.9cm×蓋含む高さ8.3cm
作家紹介・陶歴
金重素山先生(1909年〜1995年)は人間国宝金重陶陽先生の実弟で、1951年頃までは一緒に作陶されていました。桃山調の緋襷を得意とし、茶陶の第一人者と言われました。1964年岡山市東郊に円山窯を築窯、1966年電気窯による桃山調の緋襷を発表して反響を呼びました。1982年伊部に移り牛神下窯を築き、1983年県指定重要無形文化財保持者となりました。文化庁長官表彰、岡山県文化賞、勲四等旭日小綬章を叙勲されました。1995年に亡くなられました。
