No. 3293
伊部ぐい呑
¥80,000
売約済み作品説明
無冠の帝王と世に名高き金重素山先生の伊部酒呑です。50歳後半から60歳前半頃までの作品で、一般的な素山先生のイメージと一味違った小振りで繊細な印象の造形になっています。登り窯で焼かれた緋襷と土味は何ともしっとりしており、香り立つような風情のある土味は眺めているだけで詫心を刺激されます。金重まこと先生に作品をご覧頂きましたところ、円山窯の初窯の時の作品か円山窯以前に陶陽先生の窯で焚かれているのでその時の作品のどちらかであろうという事です。
愫識箱(四方桟)
径5.7cm×径5.7cm×高さ5.0cm
径5.7cm×径5.7cm×高さ5.0cm
作品情報
- 器種
- ぐい呑
作家紹介・陶歴
金重素山先生(1909年〜1995年)は人間国宝金重陶陽先生の実弟で、1951年頃までは一緒に作陶されていました。桃山調の緋襷を得意とし、茶陶の第一人者と言われました。1964年岡山市東郊に円山窯を築窯、1966年電気窯による桃山調の緋襷を発表して反響を呼びました。1982年伊部に移り牛神下窯を築き、1983年県指定重要無形文化財保持者となりました。文化庁長官表彰、岡山県文化賞、勲四等旭日小綬章を叙勲されました。1995年に亡くなられました。
