No. 3416
備前乱張小徳利
¥90,000
売約済み作品説明
備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の備前乱張小徳利です。原田拾六先生の代表作の一つで、粘土片を貼り付けることでひび割れた岩石のような景色となった作品です。灰被りに全身が覆われた作品で、怪しく光る濡れたようなグレーの灰被りは原田拾六先生の窯焚きの特異さを物語っているようです。また、反対側の灰被りは焦げて岩礁のようになっており、海に落ちた溶岩が冷え固まった上で、更に潮が押し寄せてきたかのようなちょっとした物語を感じます。小徳利ですので容量は少なめですが、景色豊かで酒席の時間が短くともたっぷりと楽しませてくれる徳利です。
作品情報
- 器種
- 徳利
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
口縁4.2cm×胴径8.3cm×胴径7.8cm×高さ12.0cm 容量 約150㏄
作家紹介・陶歴
原田拾六先生は明治大学卒業後に会社勤めをされていましたが、1969年から作陶をはじめました。1971年に小穴窯、翌年に登窯を築き本格的に陶芸に打ち込みました。1975年から古備前研究家桂又三郎氏の指導で古窯跡を尋ね古備前を研究。1991年に牛窓・阿弥陀山に穴窯を築きました。壺、茶道具、葉皿を制作。紐づくりで一部ろくろもされています。東京や大阪などで活発に個展を開催。1983年にはオーストラリア国立民族博物館で布志名焼の舟木研児氏と二人展。2000年日本陶磁協会賞受賞。02年岐阜県現代陶芸美術館開館記念展に出品、収蔵されています。05年アメリカ・ニューオリンズ・ミュージアムアートに収蔵されています。
