No. 3955

伊部ぐい呑

金重素山

¥200,000
売約済み

作品説明

無冠の帝王と世に名高き金重素山先生の伊部ぐい呑です。窯の中でも火前に置かれて焼き上げられた作品で、全体をつるりとした胡麻が覆っており艶やかな景色が魅力です。明るい茶色の土味もよく焼けており、まるで土肌自体が蕩けたチョコレートのような雰囲気を放っています。そこに鋭い箆で一直線に胴締めを刻み込んでおり、金重素山先生らしい緩急自在の躍動感を表現しています。また幅広の高台も実に大胆であり、山のようなゆったりとした作行に激流のようなアクセントが加わり、唯一無二の素山ワールドが展開されています。 有邦識箱(四方桟)
径6.5cm×径6.5cm×高さ6.8cm

作品情報

器種
ぐい呑
作家紹介・陶歴
金重素山先生(1909年〜1995年)は人間国宝金重陶陽先生の実弟で、1951年頃までは一緒に作陶されていました。桃山調の緋襷を得意とし、茶陶の第一人者と言われました。1964年岡山市東郊に円山窯を築窯、1966年電気窯による桃山調の緋襷を発表して反響を呼びました。1982年伊部に移り牛神下窯を築き、1983年県指定重要無形文化財保持者となりました。文化庁長官表彰、岡山県文化賞、勲四等旭日小綬章を叙勲されました。1995年に亡くなられました。

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