No. 5158
備前ぐい呑
¥65,000
売約済み作品説明
備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の備前ぐい呑です。拾六先生がご自身の窯で焼成されていた作品の中でも最後の窯の作品で、重厚な土肌に豪快な胡麻が掛かった拾六備前の特徴をよく捉えた作品です。古備前研究で培った知識と技術を詰め込んだ濃厚な肌合いは絶品で、橙色~紫蘇色~茶色~黒色と非常に深い色合いとなっています。紐作りによる圧倒的な存在感のある造形も魅力で、岩を刳り貫いて酒杯にしたかのようでとても剽げています。それに合わせて高台も十文字割高台を選択されており、十文字のど真ん中に「六」の陶印がとても大胆です。
作品情報
- 器種
- ぐい呑
- 商品説明より
- 共箱(四方桟)
径7.2cm×径6.6cm×高さ6.8cm
作家紹介・陶歴
原田拾六先生は明治大学卒業後に会社勤めをされていましたが、1969年から作陶をはじめました。1971年に小穴窯、翌年に登窯を築き本格的に陶芸に打ち込みました。1975年から古備前研究家桂又三郎氏の指導で古窯跡を尋ね古備前を研究。1991年に牛窓・阿弥陀山に穴窯を築きました。壺、茶道具、葉皿を制作。紐づくりで一部ろくろもされています。東京や大阪などで活発に個展を開催。1983年にはオーストラリア国立民族博物館で布志名焼の舟木研児氏と二人展。2000年日本陶磁協会賞受賞。02年岐阜県現代陶芸美術館開館記念展に出品、収蔵されています。05年アメリカ・ニューオリンズ・ミュージアムアートに収蔵されています。
